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日本の公立小学校に設置してある外国人子女指導のための国際教室でミニ図書を実地しました。100冊を目標にスタートしました。親戚、友人、研修生、留学生等の寄附のおかげで現在150冊以上揃えることができました。絵本をはじめ、少年少女文学、小説などの読み物です。言語はほとんどポルトガル語であるが、英語とスペイン語も多少あります。

ミニ図書の目的は二つ、

言語を問わず、子どもに読書習慣を育てる。

読書により母語および日本語の言語力を育てる。

p3260064どのような取り組みをしたかというと、

まず、自分の持っている本を使用して国際教室にミニ図書コーナーを開き、貸し出し用の本のリストを作成しました。そして、保護者会(授業参観後の懇談会)で読書の意義を紹介しました。その理由は、大人(親)が本に興味を持ち読むことで、子どもはその姿をみて、本に興味を持つようになり、言語を問わず、読書好きになることが自然の流れであるからです。

ミニ図書を紹介した後に、すぐ保護者の何名かが絵本や小説など、貴重な本を寄付していただきました。

取り組みの中での変化では、国際教室の待ち時間の時に、児童が本を選んだり、読んだりする光景が増え、以前より本に触れていることがみられるようになりました。

保護者の中で、児童自身が読むために、国際教室で本を借りてくるよう児童に言い、私と相談しながら、本を借りることもありました。

また、社会環境の授業で水の大切さを調べるために、母語での本で調べることもありました。

p3260062取り組みの成果

結果として、一学期には貸し出しの用紙は一枚であったが、二学期、三学期で5枚に増加しました。増加した一つの理由は、懇談会があるたびに、保護者へ新しい本の紹介をしたり、高学年には、学校の読書の時間読むよう、少し長い読み物を進めたりしました。また、本を返しに来た時に、コメントを聞いたり、お互いに好きな場面を言い合ったりして、ほんのわずかな時間であるが、本をもとに対話できる時間が設けられたと思います。

もう一つ、増加した大きな理由に挙げられるのは、2学期に本校で実習をしたJICA研修生がブラジルに帰国後、多くの本を送ってくれたことです。その本は全て少年少女文学、または絵本であったことで、子どもたちは、授業時間の前後に、借りるだけでなく、本の表紙を見たりページをめくったりする姿が観られました。

だが、借りていく生徒をさらに増やすために、保護者への声かけがさらに必要だと思います。

考えていることは、月に1回程度、便りなどを発行し、A4一枚にいくつかの本の紹介などをしたり、読書をする面白みなどの啓蒙をしたりすることの必要性です。2009年はその方向で進めていきたいと思います。

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